北京から西安へ:電車は4時間30分。そして「駅」の罠
2つの都市、1,200 km、午後からのひととき。電車自体はシンプル。問題なのは、西安に主要駅が3つあり、そのうち1つだけが中心部にあることだ。
北京西駅から西安北駅を結ぶ高速線は2012年に開通し、かつて12時間もかかっていた夜行の旅を、朝のひと仕事に変えた。多くの列車は4時間30分から6時間で到着する。終点の都市は13の王朝の古都であり、中心部を囲む城壁は現在も自転車で一周できるほど良好な状態を保っている。
予約前に誰も教えてくれないことがある。西安には都市の全く異なる3つのエリアへ向かう3つの駅があり、それらは互いに近くないのだ。選べば、予期せぬタクシー代と1時間のロスタイムを払うことになる。
出発と運賃
| サービス | 所要時間 | 二等座 | 備考 |
|---|---|---|---|
| G字列車、北京西駅 → 西安北駅 | 4h30 – 6h | ¥515.50 | 早朝からほぼ1時間間隔 |
| G字列車、夜行に準ずる遅刻便 | 5h – 6h | ¥515.50 | 日没後に到着。夜市に最適 |
| 飛行機、大興または首都空港 → 咸陽(西安) | 空中時間2h | ¥600 – ¥1,300 | 空港までの往復移動に各1h追加 |
| 普通Z字列車、寝台 | 11h – 13h | ¥320 – ¥560(寝台による) | 安いが遅く、現在も運行中 |
G字列車の二等座は3+2列のシート、折りたたみ式テーブル、そして座席下にある電源コンセントを備えている。本があればその時間は簡単に過ぎていく。路線は鄭州以西の黄土高原を通過し、村々が棚田のように斜面に掘られている光景が見られる。
「3つの駅」の問題
西安北駅はほぼすべての高速列車に対応し、城壁の中心部から北へ15 kmにある。駅構内から地下鉄2号線に乗れば、¥2〜5で約30分で鐘楼まで行ける。これが西安市内への最もシンプルな入り口だ。夕方のラッシュ時に北駅からタクシーを利用するのは避けたほうがいい。環状道路で止まったままになるのが好きでない限り、だ。
西安駅(旧駅)は城壁の北端にあり、順城巷周辺のバーから徒歩10分だ。ここは兵馬俑行きのバスの発着点でもある。到着後の翌日の計画を立てる際に覚えておくと便利だ。また、北西40 kmにある咸陽空港は、別の都市の空港であり、全く異なる目的で使われている。
駅から兵馬俑へ
西安駅の東側から306番バスと観光専用バス5番が発車し、兵馬俑の坑まで約1時間、運賃は¥8だ。現地への入場料は¥120で、3時間ほどかかる。その大部分は、兵士たちが整列している第1坑で過ごすことになる。夏の開場時間である08:30に着くようにしよう。10:00頃にはツアー客のバスが出現し、主要な坑の前は列に並ぶことになるから。
切符は3つの坑と青銅車馬館が含まれる。多くの人が見逃すが、これは見逃すべきではない。前日に公式WeChatアカウントで購入しよう。現地の窓口でも購入できるが、朝の時間には40分余分に費やすことになりかねない。

残りの時間の過ごし方
城壁への登城料は¥54。顶上での自転車レンタルは3時間で¥45だ。これは上空から都市を見るクラシックな方法で、まさにその時間ぴったりかかる。鼓樓の後ろにある回民街は18:00以降が最高。羊肉の串焼きは¥10〜15、肉夾馍(ロウジャモ)は¥12〜20。どの屋台にも列ができるが、待つ価値はある。
陝西省歴史博物館は予約すれば無料で入場でき、ここから発掘されたものの中で最高傑作を収蔵している。大雁塔の敷地内への入場は¥50。外広場の音楽噴水はチケット不要で夕方に運行する。
よく聞かれる質問
北京から西安へは電車と飛行機のどちらを選ぶべき?
電車だ。他に空港へ向かう理由がない限り。G字列車は約4時間30分で、地下鉄が通る駅に到着する。一方、飛行機は空中時間2時間に、咸陽(中心部から40 km)での両端での各1時間の移動を加える必要がある。
観光客には西安のどの駅が最適?
速度を求めるなら西安北駅。2号線に乗れば30分で鐘楼に着く。西安駅は旧市街や兵馬俑行きのバスには便利だが、高速列車の本数がはるかに少ない。
到着当日に兵馬俑を見学できる?
早朝の列車に乗って、11:00までに駅を出られる場合のみだ。現地で3時間、往復の移動に各1時間必要なので、午前中の到着が現実的だ。坑は17:30に閉鎖する。
空港線の開通に伴い、西安北駅と空港間の接続便のパターンが変更された。ここでの数値は2026年9月の時刻表を反映している。